身長を伸ばすための最重要な栄養素といえるたんぱく質
スポーツをしている子はしない子と比べて「多め」にとらなくてはいけません。
運動時のエネルギーとして使われたり、筋肉の修復で消耗し、成長に回る分が不足してしまう可能性があるからです。
「多め」といっても、なかなかイメージしにくいですね。
実は、ジュニアのスポーツ選手のたんぱく質必要量については専門家によっても意見が分かれるところ。
いろんな意見を総括すると「多め」は20g~30g前後と考えればよさそうです。
たんぱく質20g~30gをとるために必要な食材は、
- 鶏むね肉・・・・・1/3~1/2半枚
- 牛もも肉・・・・・100g~150g
- マグロ刺身・・・4切れ~6切れ
- 焼鮭・・・・・・・・・1切れ~1切れ半
- 納豆・・・・・・・・・2パック半~3パック半
くらいです。
もしかすると、食欲旺盛なお子さんは自然にとれている場合があるかもしれません。
でも、今の日本人は全体的にたんぱく質摂取量が減ってきているというデータがあります。意識的に増やしてあげる方が良いでしょう。
たんぱく質が不足すると、代謝が落ちたり、免疫力が下がったり、精神が不安定になったり、健康面でのデメリットも多くなりますから。
とはいえ、一気に卵1パック食べたり、プロテインをがぶ飲みするのはNG。
当然、とりすぎも体に良くないですし、偏ったとり方だと体の中で有効活用されません。
何事も適量が大事です。