-
最新ニュース
身長への影響は??子どもに「夜食」を食べさせても大丈夫?
受験が近くなってきたせいでしょうか。
最近、子どもの「夜食」についてのご質問が増えています。
時間帯にもよりますが、基本的に夜中にものを食べるのは良くありません。
肥満の原因や、成長ホルモン低下にもつながるからです。
でも、子どもの空腹は体がエネルギーや栄養を必要としているサインでもあります。
勉強や日中のスポーツで消耗し、栄養不足の状態かもしれません。
当然、そのまま放っておくのは成長にマイナスです。
ですので、(その空腹がただの食べ癖でなければ)何か食べさせてあげてください。
おすすめは、ゆで卵やバナナなど。子どもが自分で手軽に食べられて栄養価が高いものが向いています。
親御さんに余裕があれば、うどんや雑炊を作ってあげるのも良いでしょう。
逆にNGなのは、スナック菓子やスイーツです。
低栄養なのはもちろん。夜油っぽいものや甘い物を食べると、クセになりやすく、やめられなくなってしまうからです。
夜食も一食。大事にしてあげてください。
もちろん、いくらお腹がすいても寝る直前の食事はNGです。
成長のためには、少なくとも2時間は消化のための時間を確保した方がいいですよ。
-
最新ニュース
身長は遺伝?生活習慣?統計データをもとにした計算式でわかる!?
身長に遺伝はどのくらい影響するのでしょうか?
生活習慣でどのくらい変わるのでしょうか?
諸説ありますが、今日はひとつの答えとなるものをご紹介します。
2007年に発表された最終身長の予測式です。
日本人の身長の統計を再分析した一番新しいモデルなので、現在も多くの人にあてはまると言われています。
こちらです。
↓↓↓注目してほしいのが、プラスマイナス以降の部分。
これが(単純な)遺伝以外の数値。言い換えれば生活習慣の影響で変わる可能性がある部分です。
男の子だとプラスマイナス9cm。最大18cmもの差が出ることを意味しています。
たとえば、遺伝の影響だけだと171cmと平均的な身長になる予定の子も
成長期が終わるまでどう過ごすかで180cmにも162cmにもなり得てしまうということですね。
やっぱり生活習慣は大事です。
-
最新ニュース
成長期に役立つ要素がいっぱい。「オメガ3」の摂り方について
オメガ3ってご存じですか?
「魚」などに多く含まれる脂肪酸です。
もしかするとDHAやEPAという方が馴染みがあるかもしれません。
このオメガ3。健康効果がとても高く
- 記憶力・学習能力の改善
- 代謝の促進・脂肪燃焼の促進
- アレルギー症状を抑える働き
- 運動のパフォーマンスを高める
など、成長期の子どもにも役立つものがたくさんあります。
でも、今は日本全体で魚食が減っているので、世代を問わずオメガ3が不足している状況です。
肉ばかりにならず、魚もバランスよく食べるようにしてくださいね。
魚食が難しい場合は、えごま油や亜麻仁油にもオメガ3が含まれるので活用してみてください。
-
最新ニュース
女子だけじゃない。成長期の男子も「鉄分不足」にご注意を。
各種栄養調査で、成長期の子どもは女子も男子も鉄分不足という結果がでています。
鉄の不足が続くと成長にも悪影響が・・・
ぜひ、子どもの鉄分不足について詳しく知ってください。
↓↓↓●実際どのくらい不足しているの?
12歳~14歳くらいの男子で約3mg・女子で約2mg、鉄分が不足しています。
平均的には「やや不足」程度の状況ですが、スポーツをしている子は要注意です。
鉄分は激しい運動で失われてしまうので、上記の平均値より不足している可能性があります。
より意識的に鉄分をとるようにした方が良いでしょう。
●鉄サプリを飲んだ方がいい?
貧血などの症状がなければ、鉄サプリメントを飲む必要はありません。
鉄はとりすぎると過剰症が出る心配がありますので、子どもの鉄不足は食事でカバーするのが基本です。
●何を食べるのがいい?
一番良いのはレバーですが、少し食べにくいので赤身の肉や魚も良いでしょう。また、卵やアサリ・カキといった貝類も鉄分が多い食材です。
こうした動物由来の鉄分は、吸収率もいいのでおすすめです。
野菜(植物)だと、ヒジキ・小松菜・ほうれん草などに多いです。
あと、意外と多いのが納豆。
1パックで約1.7mgの鉄分をとれるので、これだけで平均的な不足の半分以上をカバーできますよ。
●まとめ
現代の子どもたちは鉄不足。でも、あと1歩目標に届かないくらいの感じなので、食事のちょっとした改善で対応可能です。
- お肉を赤身に変える
- お魚を増やす
- ヒジキやほうれん草の小鉢を添える
- 朝食に納豆や卵をプラス
など、簡単にできることで大丈夫です。
ちなみに、カラダアルファ(α)にも鉄分が入っていますので、食事のサポートにお役立てください。
-
最新ニュース
食欲の秋、子どもの成長のためにとりたい旬の食材3選!
秋は、1年で一番旬を迎える食材が多くなる時期です。
旬の食べ物は美味しいだけじゃなく、他の時期より栄養価も高くなるので、おすすめですよ。
今回、お子さんの成長に良いものという視点で、旬の食材をベスト3を選んでみました。
↓↓↓●カツオ
カツオは全食材中トップクラスのたんぱく質を含んでいます。
また、この時期の「戻りガツオ」は、吸収率の良いヘム鉄(鉄分)、DHA・EPAも多く含んでいます。成長期の子どもには最適です。
カツオ以外にも秋の魚は高栄養です。鮭やサバも秋が旬なので、ぜひ食べてください。
●かぼちゃ
体づくりに必要なビタミン・ミネラルを多く含んでいます。
特に細胞の成長に欠かせないビタミンAや、カルシウムの吸収に欠かせないマグネシウムが豊富です。
どちらもなかなか取りにくい栄養素なので、おすすめです。
●柿
秋は色んなフルーツが旬を迎えますが、意外と栄養価が高いのが柿。
実は1個で1日分のビタミンCが摂れ、その含有量はレモン以上です。
また、骨の形成に関わるミネラルマンガンも豊富です。
—
子どもがしっかり大きく育つには「たんぱく質」を中心にたくさんの種類の栄養素が必要です。
いつも同じものばかりになると、栄養も偏るので、色んなものを食べてくださいね。
今回のおすすめ3選も参考にしていただけると嬉しいです。