身長を伸ばす上で睡眠はかなり重要です。
ちょうどニュースで見たのですが、Jリーガー中島大嘉選手は子どものころ、身長を伸ばすため自主的に夜10時には寝ていたそうです。
その結果、188cmまで伸びたとのこと。
効果大ですね。
でも・・・
誰もが同じことができるわけじゃありません。
塾に行ってれば、帰りが10時ということも珍しくはありませんし、両親共働きで夜の時間そのものが遅めのご家庭もあると思います。
睡眠時間を増やすのはむずかしい・・・
でしたら、睡眠の質の改善にフォーカスしましょう。
睡眠の質のカギを握るのは「脳温」(脳の体温/深部体温)です。
ヒトは脳温が下がると眠気を催し、やがて睡眠状態に入るようになっています。
そして、脳温の下がり幅が大きいほど、寝つきは良くなり、深い睡眠につながることが分かっています。
ですので、眠りにつく2~3時間前のお風呂は効果的。
40度~42度のお風呂に15~20分入ると、脳温は約0.6~1.0度上がります。
入眠前にあえて脳温を高め、高低差を利用して下げ幅を拡大するというわけです。
もし、寝る直前にお風呂に入る習慣があるなら、少し前の時間にシフトしてみてください。
それだけで、睡眠の質は上がります。
たとえば、塾から帰るのが10時なら、帰宅後すぐにお風呂に入って12時には寝る。みたいな形ですね。
生活スタイルを変えるのは大変ですが、今が大事な時期ですので、ぜひ実践してみてください。