各種栄養調査で、成長期の子どもは女子も男子も鉄分不足という結果がでています。
鉄の不足が続くと成長にも悪影響が・・・
ぜひ、子どもの鉄分不足について詳しく知ってください。
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●実際どのくらい不足しているの?
12歳~14歳くらいの男子で約3mg・女子で約2mg、鉄分が不足しています。
平均的には「やや不足」程度の状況ですが、スポーツをしている子は要注意です。
鉄分は激しい運動で失われてしまうので、上記の平均値より不足している可能性があります。
より意識的に鉄分をとるようにした方が良いでしょう。
●鉄サプリを飲んだ方がいい?
貧血などの症状がなければ、鉄サプリメントを飲む必要はありません。
鉄はとりすぎると過剰症が出る心配がありますので、子どもの鉄不足は食事でカバーするのが基本です。
●何を食べるのがいい?
一番良いのはレバーですが、少し食べにくいので赤身の肉や魚も良いでしょう。また、卵やアサリ・カキといった貝類も鉄分が多い食材です。
こうした動物由来の鉄分は、吸収率もいいのでおすすめです。
野菜(植物)だと、ヒジキ・小松菜・ほうれん草などに多いです。
あと、意外と多いのが納豆。
1パックで約1.7mgの鉄分をとれるので、これだけで平均的な不足の半分以上をカバーできますよ。
●まとめ
現代の子どもたちは鉄不足。でも、あと1歩目標に届かないくらいの感じなので、食事のちょっとした改善で対応可能です。
- お肉を赤身に変える
- お魚を増やす
- ヒジキやほうれん草の小鉢を添える
- 朝食に納豆や卵をプラス
など、簡単にできることで大丈夫です。
ちなみに、カラダアルファ(α)にも鉄分が入っていますので、食事のサポートにお役立てください。