身長を伸ばすうえで最重要の栄養素といえば「たんぱく質」です。
骨を伸ばしたり、成長ホルモンをつくるのにも欠かせない栄養素ですから。
では、1日にどのくらいとれば良いのでしょう?
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、
- 12~14歳男子 60g
- 12~14歳女子 55g
と、なっています。
グラムで言われてもイメージしにくいかもしれませんが、実はこれ、意識しなくても十分とれる量です。
学校給食だけで約半分の28gはとれますので、朝夕の食事と合わせるとほとんどの子がクリアしています。
もちろん、運動している子はもっと多くのたんぱく質が必要ですが、相対的に食べる量も多いので、たんぱく質の不足はそれほど心配しなくても大丈夫です。
それよりも!
たんぱく質を有効活用するためのビタミンやミネラルの不足に気をつけてください。
実は、たんぱく質だけ単体でいくら摂ってもあまり役に立ちません。
ビタミンB群やC、亜鉛や鉄などの助けがあって、はじめて体づくりに使われます。
家づくりに例えると、たんぱく質は「木材」で、ビタミン・ミネラルは「くぎ」のようなものです。木材だけたくさんあっても余るだけですよね。
ですので、成長期のうちは、たんぱく質の「量」ではなく「活用」を意識してください。
活用・・・といっても、むずかしいことではありません。肉も魚も野菜も、複数の食品をとるよう心がければ大丈夫です。
もちろん、カラダアルファ(α)を飲むのも有効です。
たんぱく質の活用を見越した栄養バランスに仕上げていますから、毎日の食事のサポートに最適です。
ぜひ活用してくださいね。