「子供の身長があとどれくらい伸びるか…」
実は、そのカギを握っているのは、ひざや背骨など体のいたるところにある骨端線(こつたんせん)という部分。
その名の通り、骨の端っこにある線のように見える軟骨組織です。
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背が伸びるときは、まずここが伸びて、硬い骨に変わっていきます。いわば「背(骨)の伸びしろ」です。
この骨端線、大人になるにつれ閉じてゆきます。そして、完全に閉じた時点で、身長の伸びは終了します。
骨端線の閉じそのものを止めることはできませんが、閉じるのを早める要因には対処できます。
たとえば、肥満。
肥満はホルモンバランスが崩れるため、大人になる(=骨端線が閉じる)のを早めてしまいます。
あとは、生活リズムの乱れ。
不摂生も肥満と同じく大人になるのを早めてしまいます。
しっかり身長を伸ばしきってあげるためには「食べ過ぎ」や「夜更かし」に注意してくださいね。
ちなみに、レントゲンをとれば骨端線の有無はわかります。
まだ身長が伸びるかどうかを知りたいときは病院で見てもらうことも可能です。