10代の成長期は、一生でもっとも鉄分の必要な年代です。

でも、平均的に推奨量の66%~75%ほどしか取れていません。

レバーをもりもり食べればいいんですが、現実的にムリがあります。

そこで、鉄分摂取の3つの工夫を紹介します。

【工夫 1】組み合わせる

鉄分は他の栄養素と組み合わせると吸収率がアップします。

たとえば、たんぱく質ビタミンCなど。

「小松菜×ツナ缶」「ほうれん草×豚肉」は食べやすい組み合わせでおすすめです。

【工夫 2】吸収率を気にしすぎない

野菜の鉄分(非ヘム鉄)は吸収されにくいといわれています。

たしかに、そうなのですが・・・

近年の研究で、体内の貯蔵鉄が少ない場合、非ヘム鉄の吸収率がアップすることがわかりました。

ですので、吸収率は気にせずほうれん草小松菜枝豆など、鉄分の多い野菜も活用しましょう。

【3】減少をおさえる

スナック菓子やインスタント食品に多く含まれるリン酸塩は、鉄の吸収を阻害します。

果物ナッツをおやつに置き換えるだけで、吸収環境が整います。

食事では、なかなか量が取りにくい鉄ですが、工夫や心がけ次第で増やすことはできます。

ぜひ、トライしてみてください。